SEOについて理解するためにはクローラーについても深く知る必要が有ります。クローラーのことを簡単に説明すると検索エンジンと同じような意味です。クローラーはウェブ上を周期的に巡回し、検索エンジン未登録のウェブページや更新されたウェブページをインデックスに登録します。その際画像や文書を自動的にデータベース化しより良質なサイトを検索エンジンで上位に表示させるようプログラムされています。呼び名はクローラー、ロボット、スパイダーと呼ばれることが多く、検索エンジンの大事な役割を担っています。
どんなに情報量のある質の良いサイトでもクローラーが来ないことには始まりません。クローラーがサイトにこなければ検索エンジンでヒットすらしないからです。このクローラーにいち早く来てもらうためのSEOがあります。それは被リンクと呼ばれる外部リンクです。クローラーは通常、ウェブサイトを巡回する際リンクを辿って他サイトへ移動していきます。つまり、検索エンジン上位サイトにアピールしたいサイトのURLを貼り付けてもらえば、クローラーがそのサイトに周ってくるのが早くなるということ。しかしながらなかなか上位サイトに自分のサイトへのリンクを貼ってもらうのは難しいことです。そこで、個人や中小企業でも出来るSEOとしてブログや掲示板にリンクを貼り付けることをオススメします。SEO的に見れば効果が薄い手段といえますが、効果がまったく無いわけではありません。外部からのリンクを辿ってクローラーが来てくれる可能性は充分あります。グーグルの場合、ページランクの高いサイトにリンクを貼り付けることが出来れば自分のサイトもランクが上がる可能性があるのです。外部の力を借りるこのSEOはランクの低い相手と被リンクや相互リンクを行うと自分のページランクも下がってしまう場合がありますので注意が必要です。また自分のサイト内容と関連したサイトにリンクを貼り付けることが効果的と言われています。
クローラーは主にテキストをデータベース化するもので画像の場合は画像自体を読み込むのではなく画像に「Alt」属性がついていなければ画像を認識することはありません。この「Alt」というのはパソコンや携帯電話の機種が異なった場合正常に画像が表示されなかった際テキストとして画像の変わりに表示させるものです。画像の検索エンジンで検索してもらいたいキーワードをいれておくとSEOの視点からみても少なからず効果はあります。クローラーは携帯サイトよりPCサイトを重視している傾向にあるように見えます。携帯サイトでSEOを行うよりPCサイトでSEOを行ったほうが若干効果を期待することが出来ます。クローラーの巡回頻度を知りたい方はログを解析してみてください。どこの検索エンジンのクローラーがどのくらいの頻度で訪れているのか調べることが出来ます。
Copyright © 2009 SEO情報関連局 All Rights Reserved.